2011/12/25

Merry Cristmas '11


今日はクリスマス。(イヴが終わると大掃除や正月の準備で大忙しですが)
私の場合、毎年子供たちに絵本をプレゼントしています。今年は、「Moi、J'attends まってる」。小山薫堂さんが翻訳をされてるフランスの絵本です。
多かれ少なかれ人は、多くのモノやコトを待っています。運命の出会いや、戦争が終わる日など。それらの書かれた各ページを、赤い一本の糸でつないでデザインされています。内容だけでなく、装丁もとても気に入っています。

女優の南果歩さんが朗読しているyou tube を見つけました!
http://www.youtube.com/watch?v=tVF19ajCJnY

2011/12/19

The Innovation Secrets of Steve Jobs


『スティーブ・ジョブズ 驚異のイノベーション』 (日経BP社)を読みました。
この中で、彼のセオリーとなる7つの法則が書かれています。
1.キャリア (大好きなことをする)
2.ビジョン (宇宙に衝撃を与える)
3.考え方 (頭に活を入れる)
4.顧客 (製品を売るな。夢を売れ)
5.デザイン (1000ものことにノーと言う)
6.体験 (めちゃくちゃすごい体験をつくる)
7.ストーリー (メッセージの名人になる)
インパクトある彼のプレゼンは、とても勉強になります。

同じ出版社から発売予定の 『スティーブ・ジョブズに学ぶ英語プレゼン』 も楽しみです。

2011/12/17

事務所 移転


事務所の引越しをしました。
「引越し」と言っても、同じ建物内での移動です。タイルカーペットは、自分で施工しました。建具枠のチリ部分等細かな部分を上手に張る職人さんの気持ちが少しだけわかったような気がします。現場の職人さんに全て任せるのではなく、自分でやってみて気付く事って、結構ありますね。
いつもと違う景色の中での仕事は、とても気分転換になります。

2011/12/15

有機みかん


株式会社 自然農法販売協同機構の南埜幸信さんから、香川県の 「有機みかん」を頂きました。
このおいしいミカンは、以下の 3つの太陽によって育てられているそうです。
1.天からの太陽
2.海からの照り返し
3.夜間の太陽 (岩山の岩が日中温められたもの)
国内の有機生産者による 「お金で買えない価値」を支援していきたいと思います。
有機なので、皮まで食べられます。

南埜さんの著作である『有機農業から未来の食卓へ』 (日本文学館) もオススメです。

2011/12/14

インテリアホン


FAX 付電話を買いました。
SHARP の「インテリアホン」と呼ばれるディスプレイ FAX 機能搭載電話です。FAXで送られてきた紙媒体のデータを、一時的に液晶表示をして、必要であれば印刷するという、環境にやさしいFAXです。送信機能は、ほとんど使いませんが、受信する事はまれにあります。ただ、不要なFAX広告による紙の無駄を感じていました。
普段は、フォトフレームとしても使えます。

2011/12/08

「感じる服、考える服」展


東京オペラシティ(設計:柳澤孝彦TAK)内のアートギャラリーで開催中の「感じる服、考える服」展に行ってきました。会場構成は、建築家 中村竜治さん。
今まで色々な美術館の展覧会を観てきましたが、今回の会場構成については本当に驚きました。白い鉄骨梁が、ちょうど視線の位置に流れています。一つひとつの作品を梁をくぐりながら観賞する構成となっています。危険なので、コーナー部分にクッションが付いていたり、身体を支える為の補助椅子も設置しています。
通常、美術作品を観やすい会場構成であるはずのインテリアが、来訪者にある程度のストレスを与えるという新しい鑑賞方法です。

2011/12/07

SE構法


NCN (New Constructor's Network)主催のSE構法設計講習会に参加してきました。
SE構法とは、Engineering for Safety で、「工学的で安全な工法」という意味だそうです。木造なのですが、特殊な金物を使用するため、在来工法よりも耐力壁を少なくできる上、ウィークポイントとなりがちな接合部も強度が高められるの特徴です。この理念を取得した工務店でしか施工ができないので、設計にとどまらず、安心して工事を任せられるのもいいですね。
若干コストはアップしますが、見えない部分にお金をかける事も非常に大事な事だと思います。

2011/12/06

VALERIO OLGIATI 展


東京国立近代美術館 (設計:谷口吉郎)で開催中のVALERIO OLGIATI 展に行ってきました。
1958年 スイス生まれの建築家です。この展覧会では、1/33の9つの模型と、彼のアイデアの源となる絵や写真が併置されています。まるで、彼のアトリエ内を散策しているような雰囲気になります。
なお、来年の1/2(月)が無料観覧日となっていますので、正月休みにオススメです。

2011/11/24

牛乳パックでつくる椅子


牛乳パックで子供のための椅子を作りました。
丸めた新聞紙を牛乳パックに詰めて強度を持たせているので、大人が座っても潰れません。カバーをすれば、立派な椅子になります。
子供にとって、親と一緒に「つくる」という体験が大事だと思います。

2011/11/23

有機農業から未来の食卓へ


『有機農業から未来の食卓へ』 (日本文学館 南埜 幸信) を読みました。
一般的な畜産では、2つの問題があると。「1つは、成長ホルモンの恒常的な使用により、それらの肉を食べる事により、初潮年齢の急速な低年齢化」「もう1つは、畜産で使用されている餌の多くは、抗生物質が配合飼料として添加されている。そのため、抗生物質の効かない病原菌を作り出してしまう恐れがある」と。
今まで自分が食べてきた野菜や肉について不安になると同時に、食の安全について考える良い機会となりました。この有機野菜をなるべく多くの人にアピールしていきたいと思います。
生活の基本である 「衣・食・住」の一つですから。

2011/11/20

建築士会 市川大会


千葉県建築士会の支部交流会が、今年は市川で行われました。
市川駅周辺の重要文化財を散策するコースとワークショップの2つに分かれ、私たちは、体育館で子供たちのデザインしたタワーをダンボールで製作するワークショップに参加しました。
小学生 (3~4年生)たちが事前にデザインしたタワーを建築士たちが図面化し、それを大人と一緒にダンボールで実現させる、という企画です。子供たちと一緒にモノを作り、作る楽しさを味合うとても良い機会でした。子供たちの感想も 「デザインしたものが、そのままできて嬉しい」と大人の身長以上もあるタワーを眺めながら発言していました。色を決める際も、小学生デザイナーに一つ一つお伺いをたて、モノを決めていくので、自分のイメージ通りになったかと思います。
これを機会に、子供たちが少しでも建築の世界に興味を持ってくれたら、と思います。

2011/11/18

マヌカ


ニュージーランド産の残留抗生物質ゼロのはちみつです。
その中でもこれは、「マヌカ蜂蜜」。優れた殺菌作用や免疫力を高める作用、そして通常の蜂蜜に比べて10倍もの抗菌作用があると言われています。ニュージーランドでは、歯周病予防、扁桃腺の治療、ピロリ菌を撃退してくれるので、胃ガンの治療にも使われているようです。実際、私も風邪の予防に、毎日一匙、舐めています。
最近では、「はちみつマイスター」という資格もあります。

2011/11/17

市川学園 43回生 同窓会


先日、中学・高校の同窓会がありました。
私は、中学・高校 6年制の男子校を卒業しましたが、数年前より男女共学の学校となっているので、違和感を感じます。今回の同窓会は、創立以来全ての卒業生を招待する企画です。私たちの代は、20年ぶりに仲間と会う良い機会。容姿は変わったとしても、会話の際の癖や、考え方など本質的な部分が全く変わっていない事に安心もしますが、進歩もしていない、と言われそうです。
今後は Facebook 等のSNS を通じて、仲間と会う機会がますます増えそうです。

2011/11/10

メタボリズムの未来都市展


森美術館で開催中の 『メタボリズムの未来都市展』に行ってきました。
丹下健三、黒川紀章、磯崎新、菊竹清訓など日本を代表する建築家の作品を、メタボリズムというテーマで模型、スケッチ、CG等で展示されています。一つ一つが詳細に解説されていて、私が学生時代、教科書で見た模型写真が、CG映像で見られたのは感動的でした。
最後の「メタボリズム・ラウンジ」では、若手建築家が、メタボリズムに対して新たな解釈をして、プレゼンしているのも、新鮮でした。
とてもワクワクした建築展でした。

2011/11/02

311 失われた街展


現在、ギャラリー間で開催中の『311 失われた街展』に行ってきました。
震災復興にあたり、建築家としてどのような手がかりで、どういったアクションをすればよいか私自身、正直迷いました。どんなに美しい建築でも、このような震災や事故によって一瞬にして崩壊してしまう儚さを感じます。

この展示会では、震災前後の2つの航空写真が並び、更に被災地の街の模型がいくつも展示されています。震災前後の航空写真では、明らかに街の色が異なっています。また、街の模型の白さが、美しくも悲しい色に私には見えてきました。まるで亡くなった被災者に対して、気持ちを鎮めるかのような。白色模型がこんなにもはかない、なんて初めての気持ちでした。

このギャラリーの近くにある AXIS GALLERYでは奇しくも似たような震災復興の内容で、「POST 3.11 これからデザインにできること」が展示されていました。ここでは、建築家やデザイナーによる支援活動の様子が展示されています。

私は、この震災に対して、なんらかのデザインの力で支援したいと考えています。いつかこのブログ上で発表できる事を願って。

2011/10/27

木ルーバーのスタディ_2


インテリアのメインの壁となる木ルーバーのスタディをしています。
まずは材種。手前はスプルス、奥はヒノキ、他にはスギのサンプルもありました。最終的には、ヒノキに決めました。スギも独特の香りがありますが、個人的にやはり癒し効果のあるヒノキが好きです。
次にピッチ。材の奥行との関係から、視線がどの程度通るかを実物を見てピッチを決めていきます。

なお今年は国連が定めた 『国際森林年』です。特に今月は 『木づかい推進月間』で、C.W.ニコル氏の基調講演が日経ホールで行われました。

2011/10/26

THE PHILLIPS COLLECTION


国立新美術館で開催中の「THE PHILLIPS COLLECTION モダン・アート、アメリカン」展に行ってきました。THE PHILLIPS COLLECTIONは、MoMA (ニューヨーク近代美術館)の開館より8年早い 1921年にアメリカ初の近代美術館として一般公開されたようです。
私は、学生時代にも行きました ジョージア・オキーフが好きです。彼女は、自然を官能的に描くアーティストで花の絵が有名ですね。
絵画から、キャンバスに配置された図のバランスを学びました。

2011/10/23

TAKEO PAPER SHOW 2011


 TAKEO PAPER SHOW 2011に行ってきました。
今回のタイトルは、「本」。78名の建築家やデザイナーが選んだ本を紹介する展示会です。過去にスパイラルや丸ビルで展示会が行われましたが、今回は、震災の影響で 株式会社竹尾 見本帖本店(設計:西沢立衛)で行われました。
様々な識者の本に対する思いが理解できます。意外にも、多少汚れている本の方が、自分でも書き込みやすい、という理由で新本よりも古本を選ぶ方もいらっしゃいます。
私は本に囲まれた空間が好きなので、図書館や本屋にはよく行きます。また、新しい本の印刷の匂いが好きです。

2011/10/11

木ルーバーのスタディ_1


現在、店舗のインテリアを計画中です。
その壁一面に使用する木ルーバーのピッチを検討しています。ルーバーは、近年の流行ですが、視線をある程度遮り、風を通すので、機能性はもちろん、見た目でもこのリズムの美しさが、人気たる所以でしょう。今後、木の種類、厚みなども合わせて検討していきます。
来年、2月オープンの予定です。

2011/09/26

川上元美展


OZONEへ「川上元美 デザインの軌跡」展に行ってきました。(会場構成:トラフ)
川上さんは、芸大卒業後、イタリアの建築設計事務所へ勤務。帰国後、家具やプロダクトのデザインを手がけていますが、その中でも「鶴見つばさ橋」(1994)は、エッジがあり、透明感のあるとても素敵なデザインです。この形態は、風工学的にも良い結果をもたらしているようです。
昨日は、最終日の為か川上さんご本人がいらしていて、70歳とは思えない容姿で、とても品のある方でした。こんな歳のとりかたをしたいものです。

2011/09/23

ホームベーカリー


ホームベーカリー (Panasonic SD-BMS102)を購入しました。
家で簡単に焼きたてのパンが食べられる感動は、自分が子供の頃にはありませんでした。本当においしいパン屋さんは、自分が住む地元には多くありません。たまの休日、焼きたてパンの匂いとコーヒーの香りで空間が満たされていると、とても幸せになります。
材料の選択が大事なので、早速、全粒粉で作ってみました。

2011/09/20

とうふ工房 わたなべ


農商工連携事業の研修で、「とうふ工房 わたなべ」に行ってきました。
場所は、埼玉県ときがわ町。昭和21年創業の老舗とうふ店です。このお店では、素性のわかる豆腐作りをめざしています。少し前まではスーパーなど小売業者に商品を卸していたのですが、経済的にも厳しいので、方針を変更したそうです。説明する店主の言葉の端々には、地元農家を守り、売るという考え方は、自分の為はもちろん、地元の人の為という思いが強く伝わってきました。相手を知り、その人の作る素材を知り、その素材を使ったモノを創る、というものづくりの精神。
私もそういった精神で、モノをつくっていきたいと思います。

2011/09/18

耐震診断士の講習会


木造住宅の耐震診断士の講習会へ行ってきました。
建築士の資格を持っているだけで、木造、RC造などどんな構造についても当然詳しい、と思っている方が多い事に気付きました。建築士の試験の際には、基本的な内容だけを勉強しますが、建築には、意匠、構造、設備という3種類の人間の共同作業ですよ、と説明しています。木造住宅では、一人三役が可能ですが、マンションなど高層建築の構造計算は、主に意匠を担当している私にはできません。
この講習会では、今回の地震によって半壊になってしまった木造の住宅などの耐震診断・補強方法の勉強会でした。建築の職についている以上、少しでも被災者の役に立ちたい、と思いながら。

2011/08/21

Aravena 展



現在、ギャラリー間で開催中の 『アラヴェナ展』に行ってきました。
彼がデザインした「Chairless」は、「座る」という行為をデザインしたもので、今回のギャラリー内で体験できます。「Chair」の単語の中に「air」が含まれている、と改めて実感できるようなデザインです。

2011/08/20

AXIS落語会 「水」


「落語はデザインに通ず」という思いから、1回目「心」、2回目「音」、3回目「花」で、そして最終回は「水」をテーマ行われました。
ゲストは佐藤卓さん。チケットを購入すると、手拭いが付いてくるのですが、そのデザインを佐藤卓さんが手がけています。卓さんが話されたのは、「つまらない仕事なんて一つもない。面白くない人が仕事を持ってくる事はある」と。仕事をいかに楽しくするかは、自分次第なんですね。
今年の夏は、文楽、落語と日本の伝統芸能に浸った休みでした。

2011/08/19

チェルノブイリ・ハート


 25年前に起きたチェルノブイリ原発事故のドキュメンタリー映画 『チェルノブイリ・ハート』を観てきました。
「チェルノブイリ・ハート」とは、この事故により心臓に穴が開いている状態を言います。また、「健常児が生まれる確率 15~20%」 という状況で、次々に映しだされるその映像に目を覆いたくなります。ただ、同じ地球上に住んでいる私たちは、この現実を直視する必要があるのではないでしょうか。
放射能がこんなに恐ろしいものだなんて、自分の認識が甘かった。

2011/08/17

杉本文楽


KAAT 神奈川芸術劇場 (設計:香山壽夫)での公演があった 杉本文楽 「曽根崎心中」に行ってきました。近松門左衛門による作品を 写真家(現代美術家) 杉本博司がプロデュースした文楽です。
2005年 森美術館で開催の 『杉本博司:時間の終わり』展 では、特設ステージで一夜限りの能舞台を彼が演出し、当時から彼のボーダーレスな仕事、そしてシンプルな作品に魅了され続けています。
私は人形浄瑠璃の観賞が初めてだったのですが、背面の大きなスクリーンに映し出された人形と、操られた実際の人形とが同じ舞台に存在している様子が、現代美術にも感じられます。
次は、彼自身が手がけた空間 『IZU PHOTO MUSEUM』 に行きたいです。

2011/08/02

N邸


現在計画中の N邸 です。
1つの敷地を2つに分筆し、1つは 共同住宅。もう一方の敷地には オーナーの戸建住宅。オーナーの要望により 「通気断熱WB工法」 と呼ばれる機械換気に頼らない、調湿作用のある工法を採用し、現在計画中です。
色々な方と打合せさせて頂いておりますが、このクライアントは姓名判断に詳しく、私の姓「富田」の歴史から、字画による姓名判断まで見て頂きました。占いは、自分について改めて発見させてくれる事もあります。
このようなたわいもない会話の中、言葉の端々から、クライアントのための唯一の空間をイメージしていきます。

2011/07/31

クリクラ


我が家では、1ヶ月前からウォーターサーバーを使っています。
ウォーターサーバーにも幾つか種類がありますが、写真は NASAの他、オリンピック選手村でも採用されている浄水システム= ROシステム (0.0001ミクロンのフィルターによって浄水)を採用しているものです。ペットボトルの水を購入するより、ゴミが減る事もこれを使用した一つの理由です。
多くの種類の水を飲んでいると、水の味の違いがわかるようになります。

2011/07/30

S7 Project


住宅の設計だけでなく、土地探しから一緒にお手伝いする事もできます。
理想の土地を見つけ出すのは、なかなか大変なものです。現地調査を緻密に行い、たとえ敷地に建築的なデメリットがあったとしても、むしろ、それをメリットとして提案できるようにしたいと考えます。
写真の敷地の場合、背面の大きな擁壁で、部屋が暗くなるかと思われます。これも、工夫次第で明るく、風の通る空間にできます。例えば、開閉式のトップライト。上部からの光は、壁面の開口部に対して3倍明るい、と言われています。さらに、暖められた空気が上昇する気流の性質(煙突効果)により、効率良く空気を循環させられます。
敷地と建築デザインとが密接に関わりあう事で、より理想の住宅へと近づきます。

2011/07/16

Franck Muller


表参道ヒルズ(設計:安藤忠雄)で本日から開催される「FRANCK MULLER 20th Anniversary ART Festival-創造の天才」に行ってきました。
創設者でもあり、クリエイターでもある彼の生き方がとても素敵です。最近では、iPhone のカバーもデザインしています。彼の腕時計が欲しくなりました。

2011/07/15

ヒラタノボウシ展


青山のSPIRAL(設計:槙文彦)で催された帽子デザイナー平田暁夫による 「ヒラタノボウシ」展に行ってきました。
平田さんは、なんと86歳!個性的なデザインだけでなく、シンプルな作品もあり、各業界でも彼のファンがとても多いのも納得です。なお会場構成は、nendo の佐藤オオキ氏が担当。空間と帽子のダブルスパイラルがとても美しかったです。

2011/06/20

不知八幡森


仕事柄、色々な地域の役所へ行って、建築を設計するにあたっての相談、協議を行います。
市川市役所の斜め前に、「八幡の藪知らず」という場所があります。その昔、足を一歩踏み入れると二度と出てこられなくなる、という事で恐れられていました。
現在では、道路拡張の為、18m×18mの小さな森となっています。

2011/06/19

flower vase #2


倉俣史朗によるデザインの 『flower vase #2』です。
1996年 原美術館にて開催された倉俣史朗の回顧展で母の日用に購入したものです。先日行った「倉俣史朗とエットレ・ソットサス展」で見かけて思い出し、その足で実家へ行きました。
ちなみに、今日は父の日です。

2011/06/18

SHIBAURA HOUSE


芝浦にできた SHIBAURA HOUSE (設計:妹島和世)のオープンハウスに行ってきました。
HOUSEと言っても、子供から大人まで参加できるワークショップスペースです。ちょうど見学していた時間に、椅子のデザインのワークショップが行われていました。
高さ30m のこの建築は7層のフロアで構成され、ところどころに天井の高い空中テラスがあります。ソリッドな壁面よりもガラス面の方が多いと思われるぐらい、ガラスが多用されています。その為、中にいる人の様子がそのまま、建物の表情となっています。
小降りの雨の中、風景に溶け込んでいました。

2011/06/16

五十嵐淳展


TOTO ギャラリー・間で開催中の「五十嵐淳展 状態の構築」に行ってきました。
主に北海道で活躍している五十嵐淳は、デビュー作「矩形の森」で、吉岡賞を受賞。光を巧みにコントロールし、柔らかい光を作り出しています。例えば、ペアガラスをポリカーボネイトの小波板でサンドイッチしたり、開口部に紗(オーガンジー)のカーテンを使用することで、自然光を拡散させています。
いつの時代でも『光』は、空間を構成する重要な要因の一つです。

2011/06/15

倉俣史朗とエットレ・ソットサス展


21_21 DESIGN SIGHT (設計:安藤忠雄)で開催中の「倉俣史朗とエットレ・ソットサス展」に行ってきました。
56歳の若さでこの世を去った倉俣史朗。私は学生時代から彼の透明感、そして浮遊感のある作品に魅了され続けています。1996年 原美術館 (設計:渡辺仁)で行われた回顧展が懐かしく思い出されます。ただ今回は、世界初公開となる「カチナ」と呼ばれるキャラクターのような作品が展示されていました。
彼が使用していた素材、アクリルやエキスパンドメタルは、建築評論家 コーリン・ロウの言う実の透明性、虚の透明性に通じると思います。
ところで、倉俣史朗に師事した吉岡徳仁は、彼の遺伝子が確実に受け継がれているような気がします。

2011/06/12

農商工連携人材育成事業研修


第6次産業に関する研修会に行ってきました。
第1次産業:農林漁業(生産者)、第2次産業:加工や食品製造、第3次産業:流通・販売の数字(1,2,3)を足したり、掛けたりしたものを『第6次産業』と呼ばれています。
中国の一人当たりの畜産物消費量が激的に増大し、更に日本の第1次産業就業者の割合が激減しているため、食糧危機が叫ばれています。第1次産業(農業)を、第2次産業(商業)と、第3次産業(工業)と連携させ、今までにない新しい考え方で復興する、というのが趣旨です。結果、ふるさとの「まちづくり」にも繋がります。
この研修会では成功事例の視察、実地研修などを体験し、秋まで続きます。