2013/05/03

FINAL HOME


20年以上前に購入した FINAL HOME のジャケットです。

この服は、「家をなくしてしまったとき、人を最後にプロテクトするのは服になる」とのコンセプトで津村耕佑氏によってデザインされました。

ナイロンで出来たコートに、たくさんのポケットが付いているので、機能的です。特に、災害時などにはとても便利だと思われます。寒い時には、丸めた新聞紙をポケットに入れる事で、ダウンジャケットのように保温性の機能を持たせる事が可能です。いわば、この服自体が建築であると捉える事もできます。
2013年6月30日まで、金沢21世紀美術館 (設計:SANAA)にて展示されています。また、森美術館で現在開催中の10周年記念展 『LOVE展』でも、この「FINAL HOME」が出展されています。

一瞬の流行ではなく、魅力的なコンセプトの下にデザインされた服に興味があります。
FINAL HOME HP→ http://www.finalhome.com/

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