今回の空調計画は、全館空調方式を採用しています。
全館空調とは事務所ビル等で使われている空調方式で、住宅に一般的に設置される壁掛けエアコンは付きません。1台の空調機を屋根裏に設置して、各室にダクトで空気を給排気しています。廊下や便所にも給気されるので、居室から出入りしても急激な温度差を感じる事がありません。
また、全熱交換器 (ロスナイ)によって、温度(顕熱)と湿度(潜熱)の交換を行いますので、新鮮な空気を適切な温度にて取り込む事ができます。つまり、窓を開けなくても換気をしている状態となります。
壁掛けエアコンで面倒なフィルター掃除も、全館空調では、1ヶ所掃除するだけで良いので楽です。万が一、停電になったとしても太陽光発電装置を設置しますので安心です。ちなみに断熱仕様は、次世代省エネ基準としています。
快適に暮らすためには、設備計画の検討がとても大事になってきます。
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