2012/10/27

けんちく体操



建築士会のワークショップで 「けんちく体操」に参加してきました。

ところで、「けんちく体操」 とは?
建築物のカタチを身体を使って表現する体操。外から見たカタチだけでなく、建物の構造や用途、パッと見て感じた事などを身体で自由に表現するので、建築を見る、知る、愛する情熱が大切。やればやるほど「けんちく体質」が身につけれられると言われています。 【パンフレット引用】

「たいそう」と書かれているので、ラジオ体操のように、決まりきった運動を講師が指導する事かと思っていましたが、全く違いました。
講師陣、いや「けんちく体操博士」と「けんちく体操マン」の1号、2号たちは、あくまでもお手伝いで、お題として上げられた建築物の構成を自分たちで考え、そのカタチを身体を使って創りだしていくものでした。写真上にあるのは、左は、なんと落水荘!右は、東京スカイツリーです。
建築をつくりだす人数は、1人。次は、2人、3人、4人、10人と、博士は人数だけを特定し、批評するだけです。創りだす形態は、自分たちのオリジナルなので、つまり与えられた建築を観察し、真似る事で、自分たちが存分に楽しめれば良いのです。ただ真似る、と言っても、見た目の美しさだけでなく、安定性、奥行き感などが評価のポイントです。
お題として上げられた建築物は、上記の他、東京江戸博物館、雷門、アサヒビールのビル、ゲートブリッジ、東京カテドラル教会、代々木体育館などです。

建築関係者だけでなく、学生、子供たちまで身体を使って楽しめるので、建築に親しみを持つ上でとても興味深いイベントでした。

ちなみに体操の様子が、YouTube でも見られます。
けんちく体操:YouTube→http://www.youtube.com/watch?v=gz7hE6Wd4qQ

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