2010/09/30


私の住む市川大野は、梨の名産地です。
二十世紀梨に由来する「二十世紀が丘」という場所が近くにあります。写真の中の大きな梨は千疋屋で1個 1,500円以上で売られている「かおり」です。大きくても大味ではなく、瑞々しく、しっかりとした歯ざわりのある高級な梨です。もう一つの梨は新種の「秋月」。新高×幸水×豊水の3つの主要品種を合わせもち、若干西洋梨に似たような歯応えがあります。梨の品種だけでも 13種類以上あります。

2010/09/29

三低主義


かつてモテる男として、「三高」である事が条件でした。高学歴、高所得、高身長。しかし現在では「三低」に変わってきていると、作者 三浦展氏は言います。低リスク、低依存、低姿勢。
建築に対しても同様で、高圧的、偉大な建築から低層、低姿勢(かわいい)、低炭素(環境への負担が少ない)、低コスト(安い)というように変わってきている、と書かれています。
確かに建築に対しても、かわいい!と評する事が多くなったような気がします。
モテる男と建築の条件が同じだなんて!?

2010/09/28

ハブラシ



毎日使うものでも、視点を変える事で新たな使用方法が見つかります。
例えば、このハブラシ。
裏側にゴムの凹凸が付いていて、歯に付着したワインやコーヒー等のステインを除去する、というもの。ハブラシの裏側を使う、という発想はなかなか今まで無かったかと思います。この技術と発想にお金を払いたい、と思いました。新しいことって、意外と実は身近に隠れているかもしれません。

2010/09/27

大野剣友会 30周年記念


毎週日曜日、地元の小学校で子供たちに剣道を教えています。
教えている、といっても技術的な事よりも、生きていく上で大切な事を教えています。
自分の荷物は自分で持つ、大きな声を出す、挨拶をする。
少子化の影響か、子供に対して必要以上に手助けしてしまう親が多いような気がします。基本だけは教えて、遠くから見守る、という育て方もあるような気がします。

2010/09/25

扇風機

我が家のLDKには、下記の理由でエアコンがありません。
1.暑い→窓を閉める→エアコン という図式ではなく、暑いから窓を開けるという、当たり前の事をしたかったからです。
2.通風を考慮して設計したので、自然のクーラーが楽しめます。
3.美しいエアコンが少ない。
という事で、±0の真っ白でシンプルな扇風機を購入しました。(黒色コードが気になりますが)
一般的には、白物家電は古いというイメージがあるかと思います。冷蔵庫や炊飯器など多くの家電製品にシルバーや赤色など白以外の製品が目立つようになりました。しかし我が家の家電製品は白色で統一しています。

2010/09/24

近江 淳


高校時代の剣道部の先輩と、串かつ屋さん(串喝 卯吉)へ行きました。
先輩とは、私が以前働いていた六本木ヒルズの建物内で偶然会い、それから彼は2年前に会社を起こしました。中学、高校時代は剣道部の良き先輩として指導してもらい、今では人生の先輩として励ましてもらっています。やはり出会いは、人生でもっとも大切なモノの1つですね。
お店は、芸能人も通う程の串かつ屋さん。揚げ物が苦手な人でもこのお店なら、油があっさり、素材も新鮮で、必ず気に入ります。かなりオススメです!

2010/09/21

プラチナデータ


東野圭吾の最新作「プラチナデータ」(幻冬舎)を読みました。
彼の作品を読んでいると、まるで映画を見ているような勢いがあって、大好きです。本を読んだ後、ちょっとした感想をリスト化しているのですが、彼の作品はこの本で50冊目です。特に好きな作品は、「秘密」や「白夜行」です。
また推理小説は買わず、図書館で借りて読んでいます。最近はネットで予約して自宅付近で受け取れるので、非常に便利になりました。

2010/09/20

パキラ


インテリアの壁や天井の色は、生活の色や緑が際立つ白色をベースに考えている、と以前書きました。ところで、自分が着る洋服については?と考えてみました。人の顔には表情があるので、自己主張させない地味な黒色を中心に選んでいます。・・・というより、汚れが目立たない色だから、というのが本当の理由かもしれません。
本日の写真は、パキラ。葉の形状が好きです。

2010/09/19

椅子とポシェット


1995年1月17日 阪神大震災が起きた当時、卒業設計の2次提出に取り組んでいました。建築を勉強している以上一度自分の目で状況を確認するべきだと思い、友人らと現地に足を運びました。そこで感じたのは、建築家を目指す自分が社会に対して何ができるか?今自分は東京で、きれいな紙にきれいな図面を描いているが、それらは実用化されないので、やがてゴミとなってしまう事に腹をたてました。今あるもの、例えば廃材やら棄てられたモノを使って再生したい、しかも役に立ちたいという思いでした。
やがて東京に戻り、きれいな図面で提出する事をやめ、廃材を利用した椅子を作りました。他の生徒たちはきれいな図面を提出する中、大震災の影響を受け、汚れた木材で作った椅子を提出した事は、異色な存在で、教授陣たちには当然受け入れてもらえませんでした。しかしその椅子は、15年たった今でも思い出として家にあります。
ちなみに写真中の椅子に掛かっているのは、以前お話した TARASUKIN BONKERS の作品です。みかんを入れる網で作られたポシェットです。

2010/09/18

塩ぽんず


今年の夏は例年になく猛暑で、塩飴や塩キャラメル、塩サイダーまで、かつてない塩とのコラボが人気となりました。私のオススメは「塩ぽんず」。特におひたしに最高です。通常のポン酢に比べて食材の味が一層おいしく感じられます。一度お試しあれ。

2010/09/17

ジャスミン


生活に必需品なモノ、植物です。目に優しい上、気持ちも癒されます。
住宅に壁紙を使用する際は、自己主張の無い白色を選びます。生活用品に色があるので、壁紙はあくまでも背景とする考え方です。壁だけでなく、床や天井等大きな面積となる部分についても白色や材料自体の色を使用する事で、植物の緑が生えるようなインテリアを心掛けています。

2010/09/16

棚部 裕貴


大学時代からの友人と飲みました。場所は麻布十番にある彼のアトリエ。彼との付き合いはとても長く、来年で20年目となります。彼は多趣味で器用なので、建築界はもちろんの事、釣りやモデル等、友人の幅も広く、建築での賞も数多く獲得しています。
私もがんばらなくては!
彼のブログ: http://blog.livedoor.jp/hirodesign/

2010/09/14

ダンシャリ


毎朝、仕事前に事務所周辺~駅廻りを掃除しています。駅前という事もあって煙草の投げ捨て、空き缶等が毎朝必ず見受けられます。しかしゴミを拾って、まとめて捨てるという作業は街が綺麗になる事と合わせて非常に気持ちがいいものです。家の中でも同じで、整理整頓をして捨てるという行為は気持ちがいいものです。
先日テレビを見ていたら、断捨離(ダンシャリ)という言葉があるそうです。モノを捨てる事で、空間にゆとりが生まれ、心のゆとりが生まれる。必要最低限のモノだけで快適に暮らす、という心がけです。そのような人達をダンシャリアンとも呼ばれています。消費する事は一つの快楽ですが、それによって不快になってしまうのは皮肉です。なるべくモノを増やさない生き方をしたいものです。

2010/09/12


壁に掛ける鏡を購入しました。
その額縁は伊豆の海の流木で作られたものなのです。当然新しいものでもはありませんし、釘の錆が付着している部分もあります。どこかの砂浜を歩いて、時々見かけるような木材です。この作家の他の作品としてみかんを入れるオレンジ色の網で作ったポシェットや、青い地引網で作った袋、トラロープで作った箒など、身近にありながらそれ程重要視されていない材料を作品に転化しています。『視点を変える』ということ。私も学びたいと思います。
彼らの作品については、http://www.tarasukinbonkers.com/ で見られます。

2010/09/11

David Adjaye 展


ギャラリー間で行われている David Adjaye 展に行ってきました。
彼はタンザニア出身の建築家です。彼の作品を見ていると幾つかは和の要素が感じられる作品もありました。その理由は日本での留学経験が影響されているかと思われます。
このギャラリーは今年25周年を迎え、運営委員会についても吉岡徳仁や原研哉など新しいメンバーとなるそうです。学生時代は毎回必ず通ってましたこの無料のギャラリーは、建築の情報を取り入れる上でとても重宝しています。

2010/09/10

Man Ray 展



国立新美術館で行われているマン・レイ展に行ってきました。平日の雨の日の午前中にもかかわらず多くの人が鑑賞していたのには驚きです。学生時代から彼の作品には興味を持っていました。特に好きな作品は「アングルのバイオリン」です。彼の実験的な撮影に興味をもちます。ちなみに女優のキキさんは、この女性の名前に由来しているそうです。
ところで、国立美術館は全部で5館ある、ってご存知でしたか?東京国立近代美術館、京都国立近代美術館、国立西洋美術館、国立国際美術館、そして今回の国立新美術館です。今後も美術館には積極的に足を運びたいと思います。

2010/09/09

事務所開設祝い

事務所開設にあたって、お祝いの生花を大切な友人から頂きました。
この友人は、小学校から中学、高校と一緒で、さらに同じ建築方面に進んだ貴重な友人です。
銀行にお金を貯金する、というより友人に貯金するという思いで友人を大切にしたいですね。
私は、4月に事務所を開設しましたが、皆様にはご連絡が遅くなりました。
今後とも宜しくお願いします。