眞壁先生とお会いするのは、高校卒業以来なので、22年ぶり。
私は舟越 桂さんのつくりだす作品の顔の表情が好きなのですが、先生の先輩だったとは思いませんでした。
先生の作品でも、トルソーというより頭部を鉄によって、そのモデルが背負ってきた生き様を表現されています。各々の作品のもつコンセプトをご本人に訊いてみるまで、正直なところ理解できませんでしたが、お話を伺うと、そのモデルの持つとても切ない背景ゆえに、作品に対して慈しむ気持ちも生まれました。
「何かを表現をするという以上、その作品のコンセプトを自分の言葉で説明する義務がある。」と仰る考え方は納得です。建築でも一つ一つのモノや位置に必ず意味があるものです。
中学時代に 和辻 哲郎の本と出会った先生から、言葉を丁寧に紡ぎ出して作品の説明をして頂きました。今でもトライアスロンを制覇するほど、生きる事に意欲的な先生の姿を見ていると、私自身も前向きなパワーを頂きました。
本当に、どうもありがとうございました。
眞壁 廉さんのHP → http://lens-art.s2.weblife.me/index.html
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