2012/07/30

南房総リパブリック設立記念パーティ


NPO法人 南房総リパブリックの設立記念パーティに行ってきました。

都市と里山とのつながり、コミュニティの活性化を促す役割を果たす「南房総リパブリック」。都市で生活していた方が、南房総に生活し始め、その暮らしを世に発信する理事長のバイタリティに圧倒されました。「自分で育てた野菜だからこそ、とても美味しい」という彼女の言葉が忘れません。この方とは、15年以上前、コンペの授賞式の帰りの新幹線で一度お会いし、FBを介して初めて繋がりました。

ちなみにこのパーティが開催された場所は、『アーツ千代田3331』で、廃校となった中学校をアーティストやクリエイターたちが表現を自由に発信する場へと改修されたものです。校庭が公園となり、教室がギャラリーとなり、懐かしくもあり、とても居心地のいい、落ち着く場所でした。

2012/07/21

耐震相談会


千葉県市川市の無料耐震相談会に相談員として、参加してきました。

3.11 以降、自宅の耐震性について心配されている方がだいぶ増えているようです。そこで市川市では無料にて簡易的な耐震診断をする事ができます。自分の家がどの程度安全なのか、もしくはどこに耐震補強を入れたら良いのか、耐震補強する際、補助金が支給されるのか等、ご相談にのらせて頂きます。

上記写真は、定期的に相談会を開催している「行徳文化ホール I&I」 です。他にも市川市では、中央公民館、市民会館でも開催しています。

2012/07/16

SAT邸 引渡し完了!


先日、完了検査が済みました SAT邸です。

左写真は、吹抜上部にある和室です。和室といっても、純和風とするのではなく、多目的スペースと一体的に使用できる空間です。障子を介して柔らかい光に包まれます。

右写真は、LDKです。吹抜にある南側のハイサイドライトによって、隣地に家が建ったとしても、十分に明るい空間が保たれます。また梁にブランコを吊り下げる事で、リビングが公園と化します。

やはり、クライアントに喜んで頂けると非常に嬉しいものです。

2012/07/11

照明コンサルタント


(社)照明学会が実施する 「照明コンサルタント」 を取得しました。

ひとえに「照明」と言っても大変奥が深いです。照明の明るさを感じる為の目と脳の構造を知り、色について学び、明るさの数値化について憶え、ランプの種類を知る。最近では、照明の節電で省エネを考える事も重要です。

一般的に、照明は建築計画が終わって最後に考える、という後付的になってしまう事が多いのですが、プランニングと並行して考える事の重要性を学びました。

2012/07/09

去年マリエンバードで


レンゾ・ピアノ設計の銀座のメゾンエルメス 8Fフォーラムで 『クラウド・シティ/トマス・サラセーノ』展が開催されています。多角形のおりなす宙に浮くオブジェクトや、黒いゴミ袋で作られた気球が展示されていて、自分がその気球の中に入って体験する事もできます。
撮影不可の為、残念ながら写真をお見せすることができません。

なお、 10Fには予約制のミニシアター 「Le Studio HERMES」 があり、現在は、『去年マリエンバードで』(監督:アラン・レネ/1961年/イタリア・フランス/90分/モノクロ)が上映されています。土日限定の上映、無料なのでオススメです。素敵なホワイエでした。

2012/07/03

無農薬野菜


知人から無農薬野菜を購入しました。
上記写真は、キャベツの一種である「グリーンボール」です。実は先程までアオムシが食べていました。
実はこの写真を公開したところ、生産者ではない方から 「生産者にとって、この写真は不本意だと思う」とのご意見を頂きました。理由としては、「虫に喰われてしまった事を、恐縮しているはずだから、生産者の代弁」との事でした。いったい恐縮しつつ販売する、とはどういう事でしょうか。

このような考えでは、日本の農業はいつまでもたっても変わらないのだと思います。生産者だけでなく、消費者側の意識をも変わっていく必要があるのではないかと思います。

建築ではエイジング加工、衣服ではダメージ加工している「作品」があるように、野菜も自然が作り出した一つの「作品」と考えます。少しカタチが崩れたり、標準より小さかったり、虫に喰われているなど見た目で判断するのではなく、無農薬など身体に害の少ない野菜を選択肢の一つとして捉えられ、多くの消費者の手に渡る事を切に願います。