2012/07/03

無農薬野菜


知人から無農薬野菜を購入しました。
上記写真は、キャベツの一種である「グリーンボール」です。実は先程までアオムシが食べていました。
実はこの写真を公開したところ、生産者ではない方から 「生産者にとって、この写真は不本意だと思う」とのご意見を頂きました。理由としては、「虫に喰われてしまった事を、恐縮しているはずだから、生産者の代弁」との事でした。いったい恐縮しつつ販売する、とはどういう事でしょうか。

このような考えでは、日本の農業はいつまでもたっても変わらないのだと思います。生産者だけでなく、消費者側の意識をも変わっていく必要があるのではないかと思います。

建築ではエイジング加工、衣服ではダメージ加工している「作品」があるように、野菜も自然が作り出した一つの「作品」と考えます。少しカタチが崩れたり、標準より小さかったり、虫に喰われているなど見た目で判断するのではなく、無農薬など身体に害の少ない野菜を選択肢の一つとして捉えられ、多くの消費者の手に渡る事を切に願います。

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