2013/07/15

TOTO通信 500号



暑中お見舞い、申し上げます。例年に比して非常に暑いので、お身体、ご自愛下さい。

ところで、季刊誌 『TOTO通信』が、今号で 500号を迎えたようです。
先日、同じような建築情報誌である 『日経アーキテクチュア』が、1000号だったのですが、こちらも記念ですね。

ここでのインタビューに書かれていますが、「昔はもっと濃密な人間関係があり、家をもつことには社会と接続する道具をもつ意味合いもありました。」と。現代の人間関係は極めて希薄のように思われます。ネットによって、人と繋がりやすくなった分、あたかも「友達」のようなカタチに見えているだけで、決して強い絆で結ばれている訳ではありません。

やはり同じ場面で笑い、汗を流し、泥臭い事を一緒に体験する事でしか得られない友情のようなモノがある気がします。家もそうです。やはりクライアントとの打合せを重ねる事で、既成品ではない、本当の家のイメージもつかめてくるかと思うのです。
大切なのは、絆、対話。

暑い夏に、熱い議論をクライアントと交わしたいと思います。


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