KAAT 神奈川芸術劇場 (設計:香山壽夫)での公演があった 杉本文楽 「曽根崎心中」に行ってきました。近松門左衛門による作品を 写真家(現代美術家) 杉本博司がプロデュースした文楽です。
2005年 森美術館で開催の 『杉本博司:時間の終わり』展 では、特設ステージで一夜限りの能舞台を彼が演出し、当時から彼のボーダーレスな仕事、そしてシンプルな作品に魅了され続けています。
私は人形浄瑠璃の観賞が初めてだったのですが、背面の大きなスクリーンに映し出された人形と、操られた実際の人形とが同じ舞台に存在している様子が、現代美術にも感じられます。
次は、彼自身が手がけた空間 『IZU PHOTO MUSEUM』 に行きたいです。