2010/10/31

ゆるい


日本語は、時代と共に変化します。
「ゆるい」という表現も、辞書では「隙間があって、ぴったりとしない」という意味ですが、今や「ゆるキャラ」や、「ゆるゆるな状況・・・」など癒しの表現で使用される事が多くなりました。
・・・という事で、本日は、ハロウィン。

2010/10/30

LE CREUSET


昨日の東京の最高気温は11℃。酷暑だった夏が過ぎ、あっという間に冬の到来です。
そんな時、温かいスープが恋しくなります。ブイヤベース、ミネストローネ、ラタトュイユなどなど。このホーロー鍋は、熱伝導が良く、保温性に優れているので、スープに最適です。
一家に一鍋、オススメです。
なお、料理は脳トレに一番良いそうです。

2010/10/29

+J


ファストファッションと高級ブランドとのコラボレーションが流行っています。
H&Mとギャルソンやランバン。ユニクロとジル・サンダー等。手頃な価格でより良いものを、という消費者の意向と不況続きで生き残りをかけた高級ブランドの意向とが両立した考え方です。
流行とは、ファッションなのです。

2010/10/28

wine of chile


先日、チリの鉱山落盤事故で、33人が4ヶ月ぶりに救出されました。
チリというと、細長い地形をイメージできますが、その距離は約 4,630km!に及ぶそうです。
ところで、最近寒くなってきたのでビールよりも赤ワインを飲む事が多くなりました。リーズナブルなフルボディのチリワインを飲んでいます。

2010/10/26

天吾と青豆


村上春樹 「1Q84」(新潮社)を読みました。
BOOK1、2を読んでから時間が経っているので、前回までの内容が希薄となっていましたが、読み始めてすぐに村上ワールドに引き込まれました。学生時代に彼の作品の「ノルウェイの森」、「海辺のカフカ」を読みましたが、彼の不思議な世界は時代を経ても変わりません。今回も「空気さなぎ」や「リトル・ピープル」等、創造をかきたてるような単語が出てきます。
この作品の二人の主人公の出身地が、私の住む市川市という想定でした。

2010/10/25

大文字/小文字


アルファベット表記の企業は、大文字、小文字様々ですが、TOTO、INAX、YKK、BMW、SONY 等は、小文字のみの表記に比べて、威風堂々としているイメージがあります。それに対して小文字だけの企業は、adidas、au、ellesse、suumo、kuraray 等、 謙虚でありながら、可愛らしささえ感じます。
そんな理由で、うちの表札も小文字だけで表記してみました。

2010/10/24

watch


13年前、2ヶ月ほど滞在していたロンドンで購入した時計です。
腕時計はファッションにおいてワンポイントと位置付けられるので、黒い服装でカラフルな時計をしていてもおしゃれですが、小物類まで黒で統一したい時に使います。例えば、冠婚葬祭の時とか。。。

2010/10/23

ジャー


白物家電が減りつつある中で、これはシンプルで白い家電、炊飯器です。
炊飯器はカウンター上に置きっ放しの状態が多いですが、カウンター下にスライド式の炊飯器スペースを設ける事で、キッチン廻りがすっきりして見えます。
料理を楽しく作るコツは、キッチン廻りを清潔に保つ事も一つだと思います。

2010/10/22

つみき


こどもの遊び道具を見ると、キャラクターものや過剰な装飾を施したものが多くあります。その中でもボーネルンドの積み木は、シンプルゆえに自分で考えなければならず、思考力、創造力が試されます。なによりも木で作られているので、手で触れた時の感覚が優しく、見た目も美しい。未来を育む子供たちには、見える事よりも見えない五感を磨いてほしい、と思います。

2010/10/21

package


薬局店で陳列している多くの整髪料は、他の商品に埋もれてしまわない為に、名称を大きく、はっきりと主張しがちです。某化粧品メーカーのこの商品は、それが控えめなので気に入りました。更にシャンプーのように、「詰め替え」という考え方も今までの整髪料には無かったかと思います。

2010/10/19

kitchen


「-(マイナス)のデザイン」という言葉があります。付加していくのではなく取り除くデザイン。
昨今のキッチンの多くはシステムキッチンで、引出しが多いのが特徴です。確かに食器等の収納は助かりますが、忘れてはならないのはゴミです。キッチンは生ゴミ等、家の中でもゴミが多く出る場所です。
そこで私は、カウンター下にペダル式のゴミ箱を置いたり、妊婦でも高い椅子に座りながら作業ができるようカウンター下部を空けて製作家具としてデザインしました。
なお施工は、リブコンテンツです。

2010/10/18

MICHI-KUSA


子供の頃、道端の咲いている草花を家に持ち帰りたい、と思った事ありませんか?
これは道の野花を活ける小さな花器です。ミュージアムショップで購入しました。
私の卒業した高校の精神として、芭蕉の句「よく見ればなずな花咲く垣根かな」とあります。
「なずな」のように目立たない生徒にも光をあて、その持ち味を伸ばそうという学校の基本方針です。

2010/10/16

美しい時間


デパートで売られている時計が、ほぼ同じ時間を指している事にお気づきでしょうか?10時10分頃を指し示しています。これは文字盤に書かれているブランド名が針に隠れない為と、針が最も美しく見える位置なのです。ちなみにSEIKOでは、10時8分42秒です。

2010/10/15

ミル


目に見えないモノの価値について考えています。例えば美術館や博物館の入館料は、展示を見るだけでなく、空間を味わい、その時間を楽しむ事の対価だと思われます。TV CMでは、「モノより思い出」というフレーズで某自動車メーカーが、「思い出」の大事さを伝えています。コーヒーを飲む際にも、豆を手で挽くという時間を楽しむ事で、そのコーヒーの価値があがるような気がします。実際は、なかなか時間がありませんが。。。

2010/10/14

透明的雑貨


小学生の頃、夏のプールで水中から空を見上げると、どう見えるのか?と思った事ありませんか?透明な水を介して光を見ると、普段感じられない「光」を認識する事ができます。写真は、透明アクリルの風呂桶と洗面器です。色のない透明な容器が気に入っています。

2010/10/13

郷土博物館


浦安市にある郷土博物館へ行ってきました。屋根が弧を描く渡り廊下のある現代的な博物館(平成13年 開館)の中に、かつて漁師町であった昭和20年頃の浦安の街並みが、再現されていました。季節外れの浴衣を着て、ベーゴマや竹馬で遊んでいる子供たちの風景は、まるで映画のロケを見ているかのようです。浦安市は、昭和46年に漁業権全面放棄以後埋め立てが行われ、昭和58年にはアメリカ国外で初となる「東京ディズニーランド」が開園しました。

2010/10/12

うつわ


青山を散歩していたら、SPIRAL で素敵な湯飲み茶碗と出会いました。一目惚れですぐに購入しました。「うつわ」と言えば、昨年 21_21 DESIGN SIGHT で行われていた ルーシー・リィー展 に足を運んでから美しい「うつわ」に魅了されています。自分が気に入ったモノであると、大切に使います。

2010/10/11

千葉国体


今日は体育の日。私の家の周辺の学校では、運動会やスポーツの試合をやっていて街全体がスポーツを楽しんでいる空気感があります。
ところで、今年の国体は千葉県で行われました。私の母校である市川学園でもハンドボールの試合会場となっていて、大変盛り上がったようです。ちなみに来年は、山口国体だそうです。

2010/10/10

スツール


剣持勇デザインによるスタッキングスツールです。友人のホームパーティーで出会い、リーズナブルで、座りやすく、その上スタッキングできるので私も迷わず買いました。このスツールを製作する秋田木工は、曲木家具として有名です。

2010/10/09

メダカ


六本木ヒルズの毛利庭園にいる宇宙メダカってご存知ですか?
1994年 向井千秋さんたちがスペースシャトル内で産卵実験を行ったメダカです。宇宙メダカ研究会に応募すれば誰でも入手する事ができますが、この写真はノーマルメダカです。

2010/10/08

中嶋 恭子


他人に髪を切ってもらい、洗髪してもらう事は、とても気持ちがいいものです。デフレの影響で1,000円カット等安価な床屋さんが流行っていますが、やはり私は気持ちをリフレッシュして再出発しよう、と気持ちを奮い立たせてくれる美容院、そして自分の髪を安心して任せられる美容師さんに髪を切ってもらっています。私は10年間、この美容師さんに髪を切ってもらっています。
ちなみにその美容院は、crambon

2010/10/06

スタンド


仕事をする時、勉強をする時にタスクライトを使用します。使っていない時でも美しいモノを探していました。LED照明によるシンプルなデザインのスタンドです。ACTUSで見つけました!

2010/10/05

3rd place


「third place」(第3の場所)という言葉があります。第1は自分の部屋。第2は勤務先の自分の居場所。そして、第3はその他の自分のための場所。つまり、third spaceは外出先で自分が落ち着く場所を示すそうです。最近はスタバやタリーズなど、気軽においしくコーヒーが飲める場所が増えてきました。写真は、最近豆を買った椿屋珈琲店の袋です。スタバに比べ酸味が多いようです。

2010/10/04

室内物干し


一般的な「室内物干し」は、天井からスチール製のパイプをぶら下げて、室内で洗濯物を干します。そのパイプをどこかに収納する必要がある上、天井に丸い穴が常に見える状態となります。写真の室内物干しは、壁に設置します。使用する際は、白い箱の中に収納しているワイヤーを引っ張り出し、そのワイヤーにハンガーをかける状態となります。いつでも誰でも設置でき、見た目もシンプルなのでオススメです。
本来天井に設置するものを壁に設置する。これも「視点を変える」一つの例でしょう。

2010/10/03

DEMIO


仕事で、MAZDA の DEMIO に乗ります。コンパクトな車体でありながら、ユーティリティの容積が大きく、燃費が良いのが特徴です。
日本では車が趣味で、備品や装飾等にお金を惜しまないという人もいます。フィンランドでは、それと同じ感覚で家具好きが多いようです。
私も、より質の良い家具を見つけるためにアンテナをはっています。

2010/10/02

守・破・離


以前私が働いていた入江三宅設計事務所で、コラムを書きました。それを転載します。
剣道はスポーツとは異なり、体を動かしてちょっとリフレッシュできれば良いというものではありません。・・・武道ですから。稽古を積む過程には、修行の段階を表す 「守・破・離」 という言葉があります。
1.
師の教えを忠実に守り、学び、ひたすら基本を身につける事。
2.
「守」という段階で学習した事にとらわれず、各々が工夫をこらし自分に合った技術をつくりあげる事。
3.
「守」、「破」といった事を超越して、自由に自己を磨く、いわゆる悟りの境地に至る事。
これらの事は剣道だけでなく、人生においてもいえる事だと思います。例えば日常においても何か新しい事を始めると、最初は何もわからない状態です。そこで、我以外すべてを師と思い、基本をしっかり学びます。そのうち応用ができるようになります。そして最後に自分というものを客観的に見つめ、そして自己を表現できる領域に達します。このような考え方を指導者として教えつつも、逆に子供たちから教えてもらい、日々精進しています。

ちなみに、写真は竹刀を研ぐ「竹刀削り」です。竹刀は当然、竹なので、ささくれが出来やすいのです。

2010/10/01

雑貨


最近の日用雑貨、家電用品は、シルバーや黒、赤など白以外のものが増えつつあります。私はインテリアの雑貨を選ぶ際は白色を選んでいます。インテリアでは素材本来の色を主張させたいと思うからです。例えば、トイレ。狭い空間では色の多用化を抑え、無垢のフローリング材の色だけを見せています。写真左下にあるのは、便器ブラシです。ブラシを入れるシンプルな白い箱が気に入っています。